土曜出勤のランチ。
ラーメン気分で早稲田界隈をウロウロするものの、ランチタイムど真ん中で、どの店も中高生・大学生で溢れている。
そんななか、半年前くらいにオープンしたこの店は、細い階段を上がった2階というロケーションもあり、比較的空いているので、久しぶりに訪問。
初訪問のときは、あまり印象に残らず、3ヶ月ぶり2度目の訪問。
当時にはなかった新メニュー「鶏から油そば」が気になりすぎて、迷わず食券を購入。なぜ唐揚げを乗せるのか。油そばのトッピングとして、「混ざらない」食材はどうなのか。
【鶏から油そば 並盛 650円】
大盛までは同価格だが、ランチタイムサービスの半ライスを付けるので、並盛にしました。ちなみに、半ライスではなく、半チャーハンも選択可能。
あえてチャーハンをチョイスしなかったのは、「唐揚げ定食」と「油そば」の両方を楽しむため。
まずは唐揚げから。
油そばの店なので、はっきり言って唐揚げにはまったく期待していなかったが、これが嬉しい誤算! 揚げたてというだけでも嬉しいのに、衣はカリッとスパイシー、中は下味しっかりジューシーで、その辺の定食屋の唐揚げよりずっと美味しい!
厨房を覗くと、なんと、麺を茹でている間に、その都度、揚げている。しかも、冷凍でもなく、ちゃんと自家製。うーん、この真面目さが素晴らしい。
続いて、主役の油そばへ。丼の底からぐるんぐるんとかき混ぜて、わしわしと食べると、意外に?美味い。前回訪問時とは明らかに違う。美味い。
麺がもっちりとしこしこの中間のとても良い歯ごたえで、小麦の香りもする。タレは、油そばがご飯のおかずになるくらいの、ちょっと濃いめ。フライドオニオンが甘さを、小エビを揚げたヤツが香ばしさをプラスするうえ、食感にもアクセントを与える。
これは、3ヶ月の間に完全に化けた感じ。価格もリーズナブルだし、彗星の如く登場したニューヒーローです。
(ちなみに、前回の写真と比較したら、麺が明らかに違うものでした。)